長崎出島ロータリークラブは、2020年(令和2年)8月7日(金)ホテルニュー長崎において記念すべき1000回目の例会を開催しました。出席した会員は72人中65人を数え(出席率90%)ました。その中には発足以来のチャーターメンバー13人も含まれており、代表して初代幹事の澤山俊雄さんがくす玉を割って節目の日を迎えたことを祝いました。

1000回のあゆみ

 長崎出島ロータリークラブは、1998年(平成10年)9月4日、長崎南ロータリークラブをスポンサークラブとして2740地区第6分区12番目のクラブとして産声をあげ、9月30日に正式にRI加盟が承認されました。

 初代会長は松本博さんで、翌10月4日、会員30人が出席して初めての例会を当時の東急ホテル(現全日空グラバーヒル)で開催しました。のちに会場は現在のホテルニュー長崎に移りましたが、通常例会は毎週金曜日の午後12時半から開催されてきました。

 そして平成最後の年となった2018年9月には20周年を迎え、本来なら今年2020年5月8日、今村前会長の下で1000回目の例会を迎えるはずでしたが、世界を席巻する新型コロナウイルスの蔓延で3か月間の休会を余儀なくされ、そのまま3か月遅れて、先月新たな船出をしたばかりの北島会長の下でこの日を迎えました。

 

功労者表彰

 今日の例会では、第一回例会から1回も休むことなく出席を続け、見事1000回目の出席を果たした佐々木さんと、実際は皆勤賞ながら手続きミスで1回欠席扱いになってしまった草野さんと殿村さんの3人の功績に対し特別表彰が行われ北島会長から記念の品が贈られました。

 20年を超える気が遠くなるような長い間、自らを律し欠かすことなく出席してこられたことは偉業であり、3人の皆さんはまさにロータリアンの鑑であります。
以下それぞれのご挨拶です。


佐々木 達也さん

 「欠席しなかったのには2つの理由があります。一つはロータリーに入ったことを報告した叔父から“休まんごとせんばたい”と言われたことです。その叔父は37年間無欠席でした。もう一つは、出席は義務ではなく権利だからです。こんな素晴らしいメンバーと週に一回会えるのは実に素晴らしいことです。その権利を活かして是非皆さんも頑張ってください」

 


草野幸子さん

 「本当は1000回だったんです。いつの間にか22年が過ぎて、あっという間の22年間でした。この間いろんな人と知り合いになれてよかったです。実に感慨深いものがあります」

 


殿村周三さん

 「1000回って22年もかかるんだなってしみじみ感じています。よそのロータリーの先輩に“ロータリーを続けることを頑張りなさい”と励まされ、その言葉を胸にこれまで元気にやってこれました。この間多くの仲間たちができたことをとてもうれしく思います」

 

 長崎出島ロータリークラブは、発足から22年、1000回目の例会を開催するまでになりました。しかしこの1000回はあくまで通過点でしかありません。
 これまで先輩たちが培ってきた歴史の上に、新しく加わった会員たちの息吹を重ね思いを繋ぎながら、またあしたから1001回、1002回・・・と新たな年輪を重ねていくことになります。